「入れ歯」製作の流れ
立会い・動的印象・リハビリプロセス
「入れ歯ってどうやって作られているのかしら?」
その工程は、KGKデンチャーの場合実に225工程(症例により増減します)にも及びます。
(保険は157工程)
実際の写真や動画内プチインタビューも交えて「KGKデンチャー制作の流れ」をご紹介します。
1. カウンセリング
今までどれくらい入れ歯でご苦労されてきたか、まずは近藤義歯研究所オリジナル「食べる度チェック表」を見ながら「カウンセリング」行います。

とある歯科医院様の問診票です。

「食べる度」を点数化し、先生、患者さん、技工士が共通の認識を持って治療に当たります。
2. リハビリ入れ歯の立ち合い

※ファイナル入れ歯でも同じことをします
歯科医師と歯科技工士が連携して行う、シリコン印象(上記写真)を用いた精密な型取りは、KGKデンチャーならではです。
シリコン印象は上下のアゴ各3回ずつ硬さの違う印象材で取るため約2時間掛かり、患者さんをはじめ歯科医師・技工士みな根気のいる作業です。
※技工士は、リハビリ入れ歯の型取り/仮合わせ/セット、ファイナル入れ歯の型取り/仮合わせ/セットと合計6回患者さんとお会いできます。
3. 仮リハビリ入れ歯作成

良い入れ歯は良い設計から。
取った印象を技工所に持ち帰ります。
入れ歯を作り始める前に、入れ歯の設計を歯型、印象、模型、レントゲン、顔貌の写真を見て行います。
このあと、複模型作成・マウント・サベイング・パターン・スプールイング・メタル形態修正・排列・形成と進みます。
部分入れ歯の場合、バネを金属で作ります。
4. リハビリ入れ歯の仮合わせ〔立ち合い〕
5. 本リハビリ入れ歯製作

仮合わせしたリハビリ入れ歯のロウ部分(仮の歯ぐき部分の材料)を、プラスチック(本番の歯ぐき部分の材料:レジン)に置き換える(重合:じゅうごう)ため、ロウの入れ歯を動かないように石膏に埋める作業を埋没(埋没)といいます。
上記写真はその作業の第一段階です。(3回に分けて行います)
レジンに置き換えた後、石膏の割り出し・入れ歯の研磨・着脱・咬合調整・リハビリ入れ歯の納品化と進みます。
6. リハビリ入れ歯セット・調整

リハビリ入れ歯は、端が透明になっているのが目印です。
技工士も立ち合い、噛みあわせを調整(上記写真の赤や青の部分がなくなるまで調整します)します。痛みの原因となる粘膜部分の調整も、「デンスポット」というワックスを使って調整します。
さらに、入れ歯が転覆しない(外れない)ように、何度も何度も入れ歯を出し入れをして調整します。
→実際の立ち合いの様子
7. ファイナル入れ歯の型取り〔立ち合い〕

3~6か月のリハビリ期間でお口の筋肉や噛み合わせの治療が済んだら、いよいよ本番のファイナル入れ歯の型取りです。
リハビリ入れ歯の型取りと同じ工程で、2時間かけて型取りを行います。
8. ファイナル入れ歯製作

ファイナル入れ歯もリハビリ入れ歯と同じ工程を踏みます。(口の筋肉の形が変わっているため)
まずはロウで出来た仮のファイナル入れ歯を作ります。
9. ファイナル入れ歯の仮合わせ〔立ち合い〕
10. ファイナル入れ歯製作

いよいよ仮のファイナル入れ歯をもとに本番のファイナル入れ歯を作っていきます。
上記は、埋没・重合・石膏からの割り出し後の入れ歯の「研磨」の作業画像です。
傷1つないように、お口の中に入れても違和感の少ないように、入念に仕上げます。
この後に、入れ歯の着脱・咬合調整・納品化と進みます。
11. ファイナル入れ歯セット・調整〔立ち合い〕
出来たファイナル入れ歯のセット・調整を技工士立ち合いにて行います。
入れ歯で悩まれていた方にはにわかに信じがたいかもしれませんが、ここまで噛めるようになります。